
七夕も近い夕暮れの銀座へ仕事の用を足しに出た。
夕方から少し風が出てやっと暑さを凌げる。
四丁目の交差点で信号待ちをしていると、人垣の向こうに和光堂の時計塔の下がちらりと光って見えた。
クリスマスでもないのに何だかツリーが立ってるような…。???
近づくとそれは、笹の葉に見立てたツリーに下げられた幾重ものガラスの風鈴だった。
風が、すうっと吹き込んできては、涼やかな音を立てながらリレーのように、となり合う風鈴を鳴らしてゆく。
まるでガラスの風鈴と共鳴しながら風がビルの壁を登ってゆくみたい。
風鈴の音で風の通り道が見えるような…。
さすが銀座、なんて粋なことするんでしょ。参りました!