焼きメレンゲ

焼きメレンゲを作りました。だ〜〜い好きなお菓子です。
おいしいメレンゲを売ってるケーキ屋さんを1軒だけ知っています。やっと見つけた1軒です。
とはいえ買ってばかりもタイヘンだし、そんなに好きなら自分で作ろう、と、いうわけでネットで作り方を調べて、このところ手作りしています。
バニラエッセンスを入れた(左の)のと、ココアパウダーを入れた(右の)の、2種類。
材料は、卵白1個に対してグラニュー糖30g、
香り付けはバニラのほかに、アーモンド、紅茶(ミルで細かく挽いたもの)、コーヒーなど。
ポイントはボールを逆さにしても落ちないでツノが立つほどしっかりあわ立てた卵白に、砂糖を数回に分けて入れながらさらにあわ立ててゆくだけ。
130度くらいのオーブンで50分焼いてそのまましばらく余熱して出来上がり。
という芸の要らない、私向きのお菓子。
お砂糖の種類を変えたり、温度や焼き時間を変えたりするとまた違った食感なのだと思います。
低温でじっくり焼くのもポイントみたいです。焼きが足りないとお口の中でジュワッ、パリンという食感が出ません。
ウン、今日もまぁ、合格かな。それにしても泡の食感を出すのがむずかしい。そこが芸?
メレンゲには思い出があります。
メレンゲは子供のころ、母がよく作ってくれた色とりどりのゼリーに、とろ〜りかかっていた真っ白なふわふわ。生クリームのようでいて生クリームじゃないところがちょっとがっかりしつつ、母の工夫に愛情を感じていました。
昔は生クリームなんてそうそうたやすく手には入らなかったのでしょう。
そしてもうひとつの想い出は神田の老舗のケーキ屋「小鍛治」の缶入りスフレ。メレンゲを焼いたものをケーキ屋さんではスフレと呼ぶようですが、丸い缶にびっしり詰まった小さなスフレが大好きでこれを買ってきてくれる親戚の叔父さんとセットになってる記憶です。今は袋入りしかありません。
ところが小さいころものすごくおいしいと思っていた小鍛治のスフレを、大人になって二十数年ぶりで食べたとき、
「あれ、こんな味だったかしら・・・」 と、肩透かしを食らってしまいました。
大人になって味覚が発達したのでしょう。記憶ほど、舌は感激しなかったのです。
それからというもの、いつの間にか、記憶の中のおいしいスフレを求めてケーキ屋さんのスフレをじ〜っと見つめる習慣がついてしまいました。
見つめればおいしいかまずいかわかるのか、っていえば・・・ワカリマセン(^^ゞ。ズルッ!
ま、わかるような気はしますけどね。
そんな気がするだけですから、買ってみて「違うじゃん!」というハズレもたくさんあります。
けれど懲りずに、またどっかで見つけるとはじ〜っと見つめて、自分のめがねに適った(←ぜんぜん アテにならないけど)スフレを買っちゃう、ということの繰りかえし。
そしてやっとめぐり合ったのが福生にある「カフェ・ド・ジャルダン」のスフレでした。ここのは「ムラング」といいます。よい香りとサクッ、パリッとした食感と、口の中でジュワーっととけて消えてゆくところが大好きです。
あー、やっぱり本物食べたくなりました。
