システムの移行
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↑ 写真:夕焼けの橋からの景色
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人間はコンピュータを制御しきれない? と、思うようなニュースが今週のはじめにありました。

×○東○xxx銀行の大規模なシステム移行時に、キャッシュカードが一部使えないトラブルで2時間余りの間に2万件の取引ができなかったというのです。移行時にトラブルはつきものですがこうも大きいと、「また?」と思ってしまいます。

ここ何年かの大規模なシステム移行時のトラブルは…、ちょっと思い出すだけでもぞろぞろ。

まずは数年前の、み○×銀行の合併でしょうか。今回よりもっとひどかったですね。なにしろスタート時点からいとも簡単にATMがストップしてしまったのですから。

肝を冷やすようなトラブルだったのが航空管制システム、空飛んでるんですもの。コントロールできずにどうすんの? と思いました。

それとJRの自動改札システム移行時に改札が通れない、っていうのもありましたね。あのときはたしか駅の改札をスルーにしてなんとか凌いだのでした。

東証のシステムダウンでも半日ほどすべての取引ができなくなってお手上げ状態のときがありました。テレビのニュースで取引状況を表示するあのグルグル回る電光掲示板が消えてシーンとして。ふだん険しい顔つきの人たちが笑顔で隣と雑談? している画像に「ふーん、この人たちもこんなふうに笑うのね…」って思いました。

こういった過去の事例から二重三重にセーフティーネットは用意されていて、リスク対策はしているのに、それでも移行時の障害は起きるのです。

コンピュータに大きく依存している現代は一度でもどこかのシステムに障害が起きれば、ネットワークはとたんにモンスターに化けてしまいます。

原因はさまざまあるのでしょうけれど、たとえ何千人の人間を投入して万全の体勢で臨んでいるつもりでも、トップの一人から末端の一人までの人間の足並みは完全には揃わないでしょう。

たとえば、その仕事に携わる人々の温度差は末端まで同じということはありえないでしょう。どこかで行き違いがあったり、どこかで詰めが甘かったり。だから調べてゆくと意外に初歩的なところや、問題点を読み切れないためのミスだったなんていうことがあるのでしょう。
とくにA社からB社にシステムの委託先が移行するような場合、より起こりやすいのではないでしょうか。
コンピュータに指示を出す側の人間に、問題点を読み取る視点や視座が欠けていれば、システムの規模が大きくなるほどミスも大きくなるわけです。ニュースになるような大きなトラブルでなくても、似たようなトラブルはたくさんあるでしょう。

うまくいって当たり前、何かあれば袋叩きという世界です。最前線でそれらを管理する立場にある人は神経をすり減らす激務で、胃が痛くなるような日々をすごすことでしょう。

それでもミスは起こるのですね。しょせん人間は過ちをおかす生き物、ということなのでしょうか。
そんなことをまたしても思ってしまったニュースでした。